2017年03月23日

映画 実写版『3月のライオン 前編』

(あー…。これは名作だ。)
終盤へ向けて話が進むにつれ、そう実感しました。
今までにない位の緊迫感。
魂がぎゅうっと掴まれたような感情の嵐。
観ていて、苦しい、切ない、悲しい、…
でも、面白い。
そう思いました。

中々ないです。
これ程の傑作は。
今まで沢山映画を観て来たけれど、
こんなに感情を揺さぶられるのは珍しい位でした。

配役も合っているなと思った役者さんが多く、
特に主人公の桐山零役の神木隆之介さん。
そして義理のお姉さん役の有村架純さん。
二階堂晴信役の染谷将太さん。
そして島田開役の佐々木蔵之介さんですね。

コミックスと違った処は、
このシーンで言っていたセリフが、別のシーンで出て来るとか、
ちょっとしたセリフとシーンのずれはありました。
でも全然違和感はなくて、上手い事セリフを入れて来るなあといった処です。

もう、何処のシーンが胸に来たって、
何処も、どのシーンも胸に来るものがあり、
私はまたしても父方のじいちゃんの事を思い出しながら、
エンディング曲を聴き涙していました。
うわんうわん泣きながら、声をスピーカーから出て来る音で消していました。

どうして、将棋って、囲碁って、こんなに魅力的なの?
答えの無い世界に引き寄せられ、何人もの人生を揺さ振る業界。
じいちゃんの人生が正にそれだったので、
将棋の世界に飲み込まれるそれぞれの人生が、苦しかった…。

なんでもっと言ってくれなかったの。
囲碁と将棋という畑は違うけれど、じいちゃんはこんな世界に入ってたんだって。
業界で華咲く時代が終盤を迎え、
歳を老いて孫の私に負けた時のじいちゃんの気持ちとか、
どんなだったの。

…そう思うと、お腹がぎゅるぎゅる言って、
映画を観ている間、ずっとぎゅるぎゅると鳴っていました。
精神的にやはり、辛かったのは否めません…。

本当はこの映画。
観るか観ないかかなり迷ったのです。
ですが、大好きな作品ですし、スクリーンで観る機会なんてもうないですし、
何度も予告を見て、慣らしてから観た、という感じにして行って来ました。
実際、観に行って良かった。

皆さん演技力の高さはずば抜けていて、
特に二階堂役の染谷さんの迫力は、面を食らう程でした…。
難病を抱えながら、ベッドで主人公の零くんの将棋を全力で応援している姿なんて、
泣けない。
泣けない位に二階堂の覚悟とか、命をかけて全力で将棋に向き合っている姿なんて、
もう、泣くを通り越して、その世界で生きる、生きるしかない真剣さが伝わって来て…。

どの役も、それぞれに真剣で、命掛けて皆んな生きているんです。

後編の予告を最後に観ましたが、
…凄い展開になりそうです。
…零くんが………??!!!?
…最後はやはりそこに辿り付くの…??!
とかとか…。

ちょっと、心の準備が前編よりももっと要りそうです。
覚悟をして、観に行かねば。
…行くしか無い!
posted by にょんにょん at 00:00| Comment(0) | 映画 | 更新情報をチェックする
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